医療ツーリズム
2012/11/28 すあみ
こんばんは。院長のすあみです。
すあみ眼科では、水曜日の午後は休診となっております。
そのため、この時間を利用して、銀行・役所・病院などの平日でしかできない用事を済ましております。
本日も上記の用事を済ませてクリニックに戻り、
今週いろいろな方からいただいた資料に目を通しておりました。
その中に、「医療ツーリズムの現状」という気になる記事が。
医療ツーリズムとは、健診や治療を受けることを目的に海外に行くことをいいます。
よりよい医療を求めて渡航するケースが大半なようですが、
アメリカなどの医療コストが高い国から、
低コストの医療を目的に渡航するケースもあるようです。
その渡航先の最多がアジアだそうで、特に多いのがタイのようです。
一般的には医療ツーリズムというと、心臓などの移植治療を思い浮かべますが、
歯のホワイトニングやボトックス注射による顔の皺とりなど、
美容目的で海外に渡航する日本人が増えているそうです。
以前に静岡県の眼科の学会で、
海外で虹彩付き近視矯正レンズを眼内に移植。
帰国後に眼圧が上昇して、レンズを取り出した症例の発表を聞きました。
瞳を青く見せれて近視も矯正される。
美容的にはかなりいい方法でしょうが、この材料はかなり粗悪なもののようでした。
これから医療ツーリズムが増えると、こういった症例と遭遇する可能性もあるでしょう。
目の美容のために海外では何が行われているのか?
いろいろと情報収集する必要がありそうですね。