今年一番のラッキーなこと
おはようございます。院長のすあみです。
昨年夏に受けた人間ドックで右眼底に異常を指摘されました。
指摘の原因は黄斑前膜(黄斑上膜、網膜前膜ともいわれます)。
当院の医療機器で精査してみると、確かにしっかりと膜がありました。
症状は全くないのだけど. . .。
実は私、黄斑前膜の研究で博士号をいただいているので、
他の眼科医よりはこの疾患に詳しいと自負しており、
また、自分の専門の疾患に罹患したため、ミイラ取りがミイラになった気分。
この病気の成れの果てもよく知っております。
この病気になって以降、毎月当院の医療機器を使って経過を見ながら、
後部硝子体剥離がうまく起きて自然に治らないかな?(やや稀なケース)
手術となったら誰に手術してもらおうか?(眼科医の目の手術は嫌がられそうだけど)
と考えておりました。
昨日、いつものようにスタッフに黄斑前膜の写真を撮ってもらうと
「黄斑前膜がない! →自然剥離したみたい」
思ってもいなかった、一番ラッキーな結果で終わりました。
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