電波時計
2012/05/10 すあみ
こんにちは。院長のすあみです。
今日は電波時計の話です。
眼科では「散瞳」といいまして、網膜の詳細な情報を把握するために瞳孔をひろげることがあります。
散瞳効果のある目薬を点眼。30分ほどすると瞳孔は点眼前に比べてひろがっております。
この30分の時間経過を知るためにタイマーが使われますが、散瞳する患者さんが多いとタイマーの数が足りなくなります。
その時は仕方なく時計をみて30分経過の判断をします。
この30分の判断が実は重要。
院内の時計がバラバラの時間を示していては、しっかりと散瞳がされる前に患者さんを診察室に呼び入れてしまいます。
そうなると病気を見逃してしまい、患者さんにご迷惑をかけることにもなります。
そこで重宝するのが電波時計。
勝手に時計が時刻を合わせてくれるため、上記のような事故を未然に防げます。
そのため、すあみ眼科では診察に使う時計をすべて電波時計にしました。
本日建設会社の方に時計の設置をしてもらいました。
時計を見ていると、1つの時計だけが時刻の電波を拾えてないようです。
針がぐるぐる回り、12時の位置で3針ともに止まる有様。
これ壊れているの?
再度説明書を確認。
注意事項が書いてあります。
「高圧線に近い場所では、電波を拾えない可能性があります」と。
確か、クリニックの敷地の北端に高圧線が走っていたような…。
外に出て確認。やはり高圧線ありました。
時計をクリニック内の最も南の部屋に持っていき再度施行。
設定でうまくいきました。
本日学んだこと。
時刻がずれないように、この時計はなるべく南の部屋で使うこと。
やはり電波時計は日本のメーカーに限る。